講師プロフィール

櫻井　悠晴

脱力武道セラピー代表

会員制文庫鍼灸院院長

ＹＣＰ横浜カウンセリング心理学研究会代表

東洋リハビリ研究会代表

幼年期より重度の喘息により月に１０日ほど学校を休む虚弱児であったが、釣りやキャンプなど自然が大好きであった事から、高校で山岳部に入部。

喘息の発作がありながらも少林寺拳法、総合格闘技系の空手などで体を鍛える。

しかし関節も内臓も弱く、直ぐに身体を壊し腰部椎間板ヘルニアで半年間寝たきりとなる。

近所の整形外科、大学病院でも治らず、評判の整体、鍼灸、マッサージ、怪しい民間療法の様々な治療を試すも全く治らず、最終的には都内の名人と言われる針灸師に２０％程は治してもらうが完治せず。

残りの８０％は抱えたまま、自分自身で治すべく針灸専門学校に入学する事になる。

様々な治療を受けた経験から、国家試験に合格しただけでは名人と呼ばれるレベルにはなれないと感じ、在学中も、名人・達人と噂のある所には積極的に出向き修行の日々を過ごす。

その中でも某針灸師会の理事長。

芸能界政財界でも有名な気功と鍼灸の名人。

無名ながら太極拳と鍼灸の達人。　　と３名の師匠に出会い厳しい修行の日々を送る。

それぞれの名人・達人に少しずつ治してもらうも、残り５０％は抱えたままであった。

修業の成果で卒業と同時に開業できる腕前にはなったものの、毎日１８時間働き休日は無しという日々で体重が２０キロ減少し腰痛も悪化、胃腸は消化管出血、鬱病＆拒食症で半年間、肉魚が食べられなくなり人生２度目のほぼ寝たきりに・・・

半年間お粥のみの生活、その後も普通食に戻すために更に半年を費やす。

極限の状態からも回復しながら精神的な修行を行うべく古武道・太極拳・気功・滝行などの苦行もおこない更に自分を追い込みながら開業する。

開業後、一切宣伝なしの口コミのみで満員となり現在に至る。

開業後も様々な技術を習得しながら自身のヘルニアも自分で治し、ほぼ完治。
しかもその仕組みも深く理解したので、ヘルニアの治療や、骨盤調整が特に得意となり

隣接する不妊症治療でも受胎しやすい骨盤矯正により来院者の９割が出産されている。

また五十肩・腰痛・各種神経痛などは勿論、ガン治療補助、メニエール病、うつ病、拒食症、膠原病、更年期疾患など難病治療にも定評がある。

しかし順調に思えた開業１５年目に事件が起こる。

とある患者さん家族、夫がＤＶやアルコール中毒で、母親は何故かその夫を過剰に支え続け、その負担が子供へ回っている家族を診る。

偶然にも２組連続でその様な家族の子供を治療した際に、針灸のみでは効果が持続せず、家族の関係を修復しなければ治せないと感じる。

その後施術中に、その子供の深い魂とシンクロしたかのような経験がきっかけとなり、自分自身も似たパターンの家庭環境であり同じストレスを受けていた記憶を思い出す。

失っていた記憶から、辛い過去を切り離して生きてきたアダルトチルドレンだったと自覚する。

また、潜在意識から過去の記憶を引き出せる能力から、家系の流れが見える様になる。

思い出した記憶、そして自分を含む両親からの家系の負の流れ(ジェノグラム的な)負のスパイラルを断ち切る為に何をすべきか、家族本来の機能をどうすれば回復できるかを家族に説明しようと試みるも

『そんな事実は一切ない』　と拒否をされ家族とは絶縁状態に。

それどころか家族から『頭がおかしくなった人』　として扱われる。

家族からの拒否と、アダルトチルドレンとしての辛い記憶を受け止めきれず、毎晩うなされ動悸と呼吸困難で叫びながら目が覚めると言う日々をしばらく送る。

その後、過去の記憶を引き出す度に部分的に視力を失うという不思議な現象が何度か続き、本当の私ではない自己（不一致な自己）を切り離した一致のみの自分を体験する。

このままでは精神が崩壊するかと思われたある日、突如４分の１半盲により視力を失う経験をする。　この時に視力だけでなく自己の認知が消失し『空？無我？』の世界を垣間見る。

そんな時に妻から　『アナタはこのままでは気が狂って死ぬから！家族も仕事も忘れて小笠原に行ってきなさい』　と言う言葉に背中を押されて旅立つ。

この１週間は帰ってこれない小笠原諸島への船旅に出る事で、人生の全てが陽転する事になる。（良い方に転換しだす）

旅の最中は毎日が奇跡的な出会い、奇跡的な出来事ばかりに遭遇し、その時の縁が元となりカウンセリング心理学への世界へ進む準備が整う。

旅から帰宅後、直ぐにアダルトチルドレンや機能不全家族の猛勉強を開始。

産業カウンセラー養成講座や様々な心理学セミナー、プロカウンセラーや臨床心理士、精神科医も参加する会にも所属しカウンセラーとしても活動を開始。

後にあらゆるジャンルを俯瞰的に捉えて学ぶＹＣＰ（横浜カウンセリング心理学研究会）を発足。

そして、これまでの東洋医学、鍼灸や整体、脱力系武道、カウンセリング心理学の全てを融合した『脱力武道セラピー』の活動を開始。

現在は地域でのセミナーやプロ向け講座、治療家養成なども行っている。